HDに保存している写真のデータを見るところによれば、この旅が独立して一番最初の旅だったようだ。3白4日で、愛妹が働く名古屋へ夜行バスで向かった。夜行バスというところがすでに懐かしい…。
初日は妹の休みの日に合わせて行ったので、一緒に観光。とりあえず名古屋のスポットを調べて、まずは愛・地球博記念公園(モリコロパーク)へ、「サツキとメイの家」を見に行った。途中まで地下鉄、それからモノレールのような電車(リニモというらしい)に乗り換えて。
トトロの映像の中でしか見たことがないので厳密に、と自分の口からは言えないのだけど、あの映像のまんま再現されていてとてもワクワクした。お父さんのところにメイがお花持ってくるところとか…サツキたちが洗濯しているところとか…実際にはいないのだけど、「あぁ〜ここでこうしてたのかぁ…」などと思いながら見ていた。
EXPO 2005 AICHI COMMEMORATIVE PARK35°10’14.3″N 137°05’33.4″E
映像のイメージを再現するために、木材には年月が経った日焼け状の処理を施すなどしているらしい。
当時、中には入れなかった気がするのだけど、今は入れる?模様。でも表札とか、まわりにある街頭なども昔のもので、昭和の雰囲気が思いっきり感じられる場所だった。個人的にはまっくろくろすけが出る屋根裏やその階段なども見たかった…残念。愛知万博でも一番人気の施設だったようで、納得。
モリコロパークを後に次は、天守が国宝指定された5つのお城のひとつ「犬山城」へ。割と電車を乗り継いで、城下町の雰囲気を楽しみながら駅から犬山城までの道のりを歩いた。ちなみに、wikipediaによると「江戸時代までに建造された現存天守12城のひとつ」らしく、「前身となる岩倉織田氏の砦を織田信長の叔父・織田信康が改修して築いた城」とのこと。私は歴史に詳しくないのですみません。。
4階までお城でよくある急な階段をのぼり、この日少し風が強かった気がするのだけど、天守閣からの眺めは最高に気持ちよかった。木曽川が一望でき、GoogleMapで見てみると、ちょうど岐阜県との県境がすぐそこに。知らなかった…。
いろいろと改修はされているのだろうけど、屏風や鎧もいくつか展示してあって、当時のまま残っている建造物って本当にすごいなと思いつつ見ていた(妹はさほど興味は無かったようだけど笑)。個人的に外観がかなり好み。帰りの道中は「犬山 井上邸」というところでおこげ串を食べて犬山市を後にした。
2日目、楽しみにしていた熱田神宮へ。
鳥居をくぐって少し歩いていると、名古屋コーチンたちが放し飼いにされていたり、土偶があったりとかなりテンションが上がった。でも空気も澄んでいてとても神聖。
個人的にここは割とオススメな場所なので機会があれば是非行っていただきたいです。
帰りは栄の街をぶらぶらしながら、大須観音など行ったりした。夜はもちろんやまちゃんです…。
ATSUTA SHRINE35°07’32.7″N 136°54’33.7″E
3日目、妹が仕事だったため、ひとり電車に乗りまた犬山市へ向かう。こちらもとても楽しみにしていた「博物館 明治村」。約100万㎡の中に、明治時代の建物が70件弱あるというかなり広大な博物館。聞いただけでもワクワクでしょ…。
とにかく数が多いので、見て回るのに割と時間がかかるのだけど、和風の建物、洋風の建物、監獄や教会、橋などいろんなジャンルの建造物があるからなかなか飽きない。あいにく天気は良くなかったのだけど、割と建物の中にいるからちょうど良かった。
MEIJI-MURA35°20’26.8″N 136°59’21.6″E
興味を惹かれたのは「呉服座」「帝国ホテル中央玄関」「鉄道局新橋工場と明治天皇・昭憲皇太后御料車」「金沢監獄」などなど…。多すぎて選びきれない…。写真も、これでもかなり抜粋したほう。古い建造物などお好きな方は1日飽きずに過ごせると思う。私は妹との待ち合わせがあったので、最後駆け足だったのだけど、機会があれば1日どっぷり浸かって満喫したい。サイトは徳川園にて愛知旅終了です(バッテリー切れで写真なし!)。