THE STRUCTURE WITH A LOT OFATMOSPHERE in KYOTO.
post no17
23 June, 2015
Zushiokukacho-cho, Yamashina-ku, Kyoto-city, KYOTO JAPAN35°00'09.6"N 135°47'16.9"E
前回の京都から1ヶ月。今回はずっとチェックしていて行こうと思っていた場所3ヵ所を巡ってきました。ちょうど長崎から東京へ愛車を持っていく途中に寄ったので車移動、割とスムーズに移動出来ました。元BOSSが昼過ぎの新幹線で長崎に戻るとのことだったので、もう1ヵ所行きたかった永観堂は断念…。でもまた行く機会はあると思うので、その時に。前日は大阪でしたが、実はgrafに行ったことがなく、ランチはgrafで…!と思ってたんですが、タイミング悪く定休日…。こちらも次回。いつも京都優先だったので、次の大阪は必ずちゃんとまわろうと思います。足を伸ばして和歌山とかも行きたいなぁと思いつつ。頑張って時間作ろう。とりあえず今回の京都は何が何でも晴れて欲しかったので、本当に良かった。
TOKUJIN YOSHIOKA
KOU-AN
GLASS TEA HOUSE

最近の京都で一番行きたかった、青蓮院・将軍塚青龍殿。吉岡徳仁さんのガラスの茶室「光庵」が展示されているとのことで、とっっっても楽しみにしていました。車が無いと行けない(もしくはタクシー)と記載があったのを見ていたので、このタイミングに合わせてようやく行ってきました。ガラスの茶室そのものも、最高級に美しかったのですが、標高220メートルにあるこちらを舞台にするところも、うまいなーと感じつつ、感動。京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年を記念しての展示だそう。構想から5年、世界初のお披露目だとか。庭園も素敵だったのですが、この檜の舞台からは京都市街も一望でき、行く価値はかなりあると思います。この日は平日だったこともあってか、割と人が少なく、写真を撮るのも容易でした。
知らなかったんですが、吉岡徳仁さんは佐賀県のご出身なんですね…。8月2日まで佐賀県立美術館でリニューアル記念として九州初の個展「トルネード」が開催されているようです。それまでに長崎に帰れたら行きたいなぁ。無理っぽそうだけど。

KEAGE INCLINE
In the tunnel under Keage Incline, the bricks are arranged in a twisting manner,
so it is called ‘Nejirimanpo’ (twisted tunnel)

「いや〜、良かった−!」と言いながら、坂道を下って、世界最長の傾斜鉄道跡「蹴上インクライン」まで。蹴上船溜から南禅寺船溜までの全長約582m。落差が36mあってこの間はどうしても陸送になるとのことで、船を運航するために敷設された傾斜鉄道(レールを4本敷設した複線)の跡地としてのこっている近代化産業遺産。ネットで見ると、全長582mの中間ほどの箇所の写真が割と多かったのですが、時期的には桜の季節や紅葉の季節が良さそう。その季節になったら、また行きたいなーと思う場所でした。近くにあって何だろうと思いつつ後で調べた第2期蹴上発電所跡地も含め、次回また探索したいと思います。
このインクラインの下にある「雄観奇想」「陽気発所」と書かれた歩行者用のトンネルも面白かったです。当時の京都府知事、北垣国道さんの筆で、「凄い眺め、良い考え」という意味とのこと。何が面白かったかというと、中に入るとレンガがねじれてた…!「まんぼ」はトンネルを意味する方言らしく、螺旋状に組まれたレンガがねじれて見えるから、という理由で「ねじりまんぼ」というらしいです。実に興味深い…。

THE STRUCTURE WITH A LOT OF ATMOSPHERE in KYOTO
NANZEN-JI TEMPLE
Nanzen-ji Temple, located in Nanzen-ji-fukuchi-cho, Sakyo Ward, Kyoto City,
is the headquarters of the Nanzen-ji branch of the Rinzai Sect of Zen Buddhism.

それから最終目的地「南禅寺」へ。正確には南禅寺の「水路閣」。琵琶湖の水を京都まで運ぶために造られた水路橋、明治21年完成。レンガ造りのものは惹かれますよね。調べてみると、京都の川は南に向かって流れるらしいのですが、こちらの水路閣のだけは北に向かって流れているらしいです。なんか不思議。面白いですね。こちらの設計を担った方は当時21歳だったのこと…!すごい風格だったこの水路閣ですが、古都の景観を破壊するとのことで建設当時は反対の声も挙がったとか。お寺に対してのこのレトロな雰囲気が意外と馴染んでいてとっても格好良かったです。こちらも絶対行く価値あり◎ですね。私は知らないですけど、サスペンスドラマにちょこちょこ登場しているらしいですよ。観光地なので人は割とたくさんいますが、人がまったくいなかったら、かなりの雰囲気醸し出していると思います。今回は水路閣だけだったので、機会があれば中をもっと歩いてみたいと思いました。

京都は本当に何度行ってもキリが無いというくらいに素敵な場所がたくさんありますね…。
今のところチェックしていた場所はほぼ行ったので、京都は一旦休憩。
まだまだ国内で行きたい箇所が何十箇所とあり、Google Mapがお気に入りの星マークだらけになっています。
今年は秋頃にまた1週間ほど休みをいただいて、今年の3月から計画している最高の旅に出掛ける予定。楽しみ。