VISITING SHRINES in KYOTO,THE MIND BEING CLEAR.
post no16
23 May, 2015
Takagamine-cho, Takagamine, Kita-ku, Kyoto-city, KYOTO JAPAN35°03'17.2"N 135°43'55.5"E
前日大阪から移動し、この日は五条のホテルから一度京都駅へ向かい、荷物を預けてからの出発。まずはJRで嵯峨嵐山駅を目指しました。ちなみに今回も写真を撮りすぎたので、まとめてGoogle Photosにアップしています。気が向きましたら是非。
今回、一番行きたかったところは右京区にある祇王寺でした。ただ、行きたいところをマップで見ると、ここだけ異様に離れていて、一番行きたいけど、夕方過ぎには京都を出なければならず、最初はとても迷いました。その前の日の夜、眠さに耐えつつメールを返しつつ、GoogleMapで調べてザッと計画を立て、いざとなったらお昼に行こうと思っていた二度目のsouffleさんを断念しようと考えていました。結果、断念しました…。たくさんたくさん歩いたこの日の京都、駆け足にまとめました。
PATH OF BAMBOO
竹林の
小径

まず、最初に一番離れている祇王寺に行こうと、京都駅からJRで嵯峨嵐山駅まで。そこから歩いて祇王寺へ向かいましたが、途中で「竹林の小径」という案内板を発見。すぐググって、そこを通って行こうと、計画変更で竹林の小径へ。約400mの神秘的な道を歩きました。さすがに海外の観光客の方々も多く、人力車に乗ったり、セルフィーしたり、とてもはしゃいでいました。計画には入れていなかったけど、たまたまでも通れて良かったと思える場所でした。新緑の季節、道を覆った竹も青々としていました。天気は晴天と曇りの間くらいで、時々陽が差す程度で居心地も良かったです。この季節に来ることが出来て良かった…。そして、普段引きこもり&運動不足の自分は、早速ベンチで休憩をとり、目的地の祇王寺へ向かうのでした…。

GIO-JI TEMPLE

Gio-ji Temple, located in Ukyo Ward, Kyoto City,
is a temple (nunnery)
of the Daikakuji school of the Shingon sect.

祇王寺

平家物語にも登場する祇王寺、先程竹林の空気はこれでもかというほど感じてきましたが、ここも竹林と楓に囲まれた、緑がとても美しい空間でした。明るいのにこの暗さ…というほど緑に覆われていました。とてもとても神秘的。皆さん大好きですよね?苔。私も大好きです。
見た目写真愛好家みたいなおじさま集団が、瓦の上に生えている苔や小さな植物を必死で撮影していました。「角度がね〜!」「うん、角度がね〜!」みたいなことを言いながら。私には角度がどうなったら良く見えるのかちょっと良く分からなかったけど、何だかその人たちに負けたくなくて、私も頑張った笑。
まぁでも、とりあえず行く価値がありすぎるくらいの空間でしたよ。木霊が出てきそうな。
1周して、吉野窓を拝んで次の目的地へ。

KOTO-IN TEMPLE
Koto-in Temple is a sub-temple within the precinct of Rinzai Sect Daihonzan (head temple) Daitoku-ji Temple
located in Murasakino, Kita Ward, Kyoto City, Kyoto Prefecture.
高桐院

祇王寺からまた嵯峨嵐山駅まで戻り、円町まで。そこからバス移動。バスもsuicaが使えて便利だなーと思いながら少し歩き、大本山大徳寺の塔頭のひとつ、高桐院へ。どこかで写真を拝見し、見てみたいなーと思った場所でした。参道は、こちらもとても神秘的で美しかった。名茶室と言われているらしいのですが、時間が心配でこちらは拝観せず…。後々考えると勿体ないことしたなぁと思いました。次回はしっかり拝観して、茶室と、宮殿から眺められる「楓の庭」を堪能してこようと思います。多数の塔頭が集まった大徳寺、見所たっぷりありそうなので、次回は大徳寺全体楽しみたい。

GENKOAN
Genkoan, a temple of the Soto sect, is situated in Takagamine in Kita Ward, Kyoto City.
源光庵

高桐院からは徒歩で移動。本堂に丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」がある「源光庵」へ。季節によってこの2つの窓から見える風景がとても魅力的で、今回は新緑の時期だったので、次は紅葉の時期に行きたいなーと思います。「迷いの窓」の前でぼーっと人生について考え、「悟りの窓」の前で…悟りの境地へと導かれたかは不明です……が、無になれる空間でした。「迷いの窓」の前で若い外国の方が正座して、切り取られた景色をじっと眺める光景が印象的でした。とっても静かで、時間に余裕がある時にまた行こうと決めた次第です。

KAMIGAMO-JINJA SHRINE
Kamigamo-jinja Shrine, located in Kamigamo Motoyama-cho, Kita Ward, Kyoto City
上賀茂神社

「源光庵」からまたもや徒歩で、上賀茂神社(賀茂別雷神社)まで。最後に行く下鴨神社と共に、賀茂氏の氏神を祀る神社。二の鳥居をくぐって見える円錐形の「立砂」。これが見たかった…。上賀茂神社ではこの立砂と「ならの小川」を見たいなと思って行きました。鳥居の周辺では、結婚式の前撮りと思われる撮影が数組。この神社は色々と神話があるとのことなので、もう少し勉強してから行けば良かったなと後悔しましたが、とっても良い雰囲気を感じてきました。川が流れているのって、空気が澄んでとっても良いですね。川の側で写真撮りながら、(疲れもあって)しばらくぼーっと休憩していました。
次回は京都3大祭のひとつ「葵祭」の時期に是非とも行ってみたい。

SHIMOGAMO-JINJA SHRINE
Shimogamo-jinja Shrine,
located in Shimogamo Izumigawa-cho, Sakyo Ward, Kyoto City
下鴨神社

今回の目的地としてマークしていた場所は、上賀茂神社で最後でした。が、急ぎすぎたのか、新幹線の時間までまだ少し余裕があり、上賀茂神社を出るときに近くに何かないかマップを見ていると、上賀茂神社と同じく世界遺産、下鴨神社(賀茂御祖神社)がそう遠くない位置にあったので、バスに乗って行ってみることに。本当に少ししか時間がなかったので、せっかくの下鴨神社、駆け足でした。勝利の神、事始めの神社とのことで、良いリスタートを祈願してまいりました。参道はこれまた木に覆われていて清々しく、何となく名古屋の熱田神宮を思い出しました。

下鴨神社を駆け足で拝観し、バスに乗って京都駅へ戻りました。最後の最後に、市バスではsuicaが使えて、京都バスでは使えないことを知る…。朝10時頃から18時頃まで、ほぼ歩きっぱなしでヘロヘロになりながら新幹線に乗り、愛妹のいる名古屋まで向かいました。
今さらですが、京都は本当にお寺と神社が多いですね笑。何度行けば存分にまわれるんだろう…。10ヶ月前に行った時は天気が悪く、今回こそはと思っていたので、雨が降らなくて本当に良かった。
お寺や神社以外にも、良いスポットがたくさんありそうで、京都へはまた何度も足を運ぶことになりそうです。今回は鴨川を挟んで西側を攻めましたが、東側で今のところ4箇所ほど行きたいところがあります。それは今月行けることを願って…。その時はたっぷりと時間があると良いなぁ。