TAKEHIKO INOUE INTERPRETSGAUDI'S UNIVERS in KOBE
post no15
22 May, 2015
Kaigandori, Wakinohama, Chuo-ku, Kobe-city, HYOGO JAPAN34°41'57.4"N 135°13'06.1"E

5月も中旬を過ぎ、前日大阪日帰りだったにも関わらず、この日も用事で大阪へ。約2年ぶりの大阪だった。
用事が夕方からだったので、朝から出て、前々からもし関西へ行く機会があれば行こうと思っていた兵庫県立美術館へ「ガウディ×井上雄彦」展を見に。
珍しく長崎でもあった展覧会でしたが、行けなかったか何かで見ることが出来ず、後悔しながらCasaの「ガウディと井上雄彦」特集を見ていたら、当然東京は終わっていたのだけど、残り兵庫と仙台であるとのことで、念のため写真撮っておいたんです。
24日までだったので何とか2日前に足を運ぶことが出来た。とりあえず、長崎で見なくて良かった…!という感想。展示の内容もさることながら、空間でここまで感動したのがとても久しぶりな気がしました。いつものように、ずっと涙目であった…。

HYOGO PREFECTURAL
MUSEUM OF ART

実はこの美術館が安藤忠雄さんの建築だとは当日まで知らなかったという…。
東京から新大阪まで新幹線、それからJRで灘駅というところまで。電車の中で、兵庫県立美術館を検索してwikiを見ていたら、建物の写真がえらいかっこいいなと思い読み進めると、安藤忠雄さんのお名前が…。まったくもって展示目的だったので、ラッキー!と思いながら、日差しの強い中、美術館までボチボチ歩いて行った。スケールもでかく、展示から見ようか、建物から先にまわろうか、時間はたっぷりあったのだけど、ヤバい…ヤバイ…と、ここ最近何かを欲していたかのように焦りながら見てまわった…。以前から元BOSSに相談していたフジノンの14mmを前々日くらいにゲットしていたのだけど、本当に買っておいて良かったと思いましたね…。少し写真を載せておきます。

HYOGO PREFECTURAL MUSEUM OF ART
建物拝見の途中で、いろいろ感動した状態で展示へ。
見に行かれた方々も多いと思いますが、ちょっとなかなかの感動でした。一番感動するであろうあの1枚の絵の前では必死で涙こらえてました笑。なんだろうな…やっぱり展示する空間って大事なんだな…と。自分は結構涙もろいほうなのだけど、こういう感情に時々出会っていかないと、デザインとか出来ないような気がします(自分は)。刺激というより、感受性を高めるというか、何かを深く感じるというのが大事だなーとつくづく思ったり。隣りでは、中学生らしき男子たちがバスケしていて、私も入れてくんないかなーとか思いながら、美術館を後にしました。
Y+T MOCA
YOKOO TADANORI MUSEUM OF CONTEMPORARY ART

灘駅に着いてから、駅の構内に「横尾忠則現代美術館」という案内があり、時間があれば行こうと思っていて、行ってきました。ここでも横尾忠則さんが兵庫県出身であることを初めて知る…。ちょうど「横尾忠則展 カット&ペースト」という展示が行われていて、まぁーこれもまた刺激的でした。自分にはまったく無い部類だし、なんだか悲しくなって写真OKだったけど撮りませんでした笑。独特の「コラージュ」と、静止画の一部が動いているかのように見せる「テクナメーション」という装置を使用した作品がずらり並んでいて、おっちゃんたちが「動画にすればいいのに!」などとボヤいているのも気にせずじっくり見てまいりました。「ガウディ×井上雄彦」展だけの目的だったはずが、いろんなオマケまで付いてきた気がして、わざわざ早起きして足を運んだ甲斐があったなーと思いつつ、汗だくになりながら大阪へ戻りました。
大阪でも、実はいまだに行ったことのないgrafや、お知り合いのデザイナーさんのお師匠さんがいらっしゃるというiTohen、それから2度目のTruckへ行きたかったのですが、iTohenさんへ向かってる途中、「(時間的にも体力的にも)あ、無理だw」と思い、少しカフェで休憩して打ち合わせへ。
挙動不審な自分で大変申し訳なかった(と毎回思う)ですが、夕食にはスタッフさんも一緒に美味しいお好み焼きをご馳走になって、幸せだーーーと思いながら、体力限界になりながらも頑張って京都の宿泊先まで向かいました、とさ。ということで次回の京都編もお楽しみに。